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新刊紹介 銀座のツバメ

 

 

新刊紹介 「銀座のツバメ」     

【送料無料】銀座のツバメ [ 金子凱彦 ]

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価格:1,575円(税込、送料込)

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はじめに
毎年、春になると東京・銀座にツバメがやって来ることをご存じだろうか―。
かつて「柳青める日、つばめが銀座に飛ぶ日」と、東京・銀座のツバメはヒットソング(「夢淡き東京」昭和22年)に登場するほど有名だったが、今日でもツバメがやって来ることは、案外に知られていない。その数はいたって少ないが、毎年この街に帰って来るのだ。職場が銀座にあったことから、私はこのツバメたちと30年付き合ってきた。ツバメの観察は3月下旬から8月までの5カ月間。秋になると、その年最後のツバメの巣立ちを見送りながら、翌年の春に再び銀座で会えることを願っていた。30年前には銀座に9つあった巣は、3つにまで減っている。実は、銀座だけでなくいまや日本全国の都市は、ツバメにとって生き残れるか絶滅してしまうかの、ぎりぎりの厳しい環境になっているのだ。
ツバメは越冬地の東南アジアから、春になると繁殖のために日本へ帰って来る。このスマートで小さな渡り鳥にはいくつもの、あまり知られていない秘密がある。海を越え、2カ月におよぶ長旅を終えたツバメたちが、ペア(番つがい)を作るまでの数々の試練。雌が浮気をしないように、ライバルの雄からパートナーを守る雄の気苦労。それでも巣の中のヒナが、雄の実子でないことも珍しくなく、三角関係の喧嘩が観察される。
多くの野鳥と異なり、土と枯れ草だけを使う独特な巣作り。飛ぶ虫しか餌にしないツバメが編み出したつばめ返しの技。一日に300回も餌を運ぶ、忙しい子育て。そして、感動的なヒナの巣立ち。さらに人の存在をうまく利用する特異な繁殖形態―。ツバメの生活は、謎と波乱に満ちている。本書は、長年続けてきたツバメ観察をまとめたもので、大都会のツバメ30年間の記録である。

2013年7月 金子凱彦

 

書名:銀座のツバメ 四六版 並製 カラー口絵付き188頁 定価:1500円(本体)

出版社:学芸みらい社

 

内容(「BOOK」データベースより)
永く人間から愛され続けてきたツバメが危機に瀕している。著者は30年にわたってひたむきにツバメの生態を調べた!…なんとツバメは銀座のど真ん中で頑張っていた!都会のツバメの愛すべき驚きの生態とは!また人間がすべきことは?ツバメ撮影の第1人者・佐藤信敏氏による決定的写真も掲載。「鳥と自然」を愛する多くの人々にとって必読の書であり、またあらゆる研究会・学校等での「鳥のフィールド観察の手本」ともいえる書。

著者略歴

金子 凱彦(かねこ・よしひこ)
都市鳥研究会幹事、日本野鳥の会元東京支部幹事、日本鳥学会会員。1945年東京都生まれ。中央大学卒業後、銀座の出版社に2007年まで勤務する傍ら、職場周辺をフィールドに、都会に生きる鳥たちを長年観察してきた。東京都日野市在住

佐藤 信敏(さとう・のぶとし)
1957年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷株式会社写真部を経て、フリーランスとして独立。本業のコマーシャル写真の傍ら、野鳥写真に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)